毎年、FLOW ARTS Yoga TTC in India では私自身も多くの気づき、学びを得ています。
私とエマちゃんは、FLOW ARTS を一緒に初めた時に、最初のFLOW ARTS の生徒となりました。
まるで、インドで共に学ぶ為にFLOW ARTS を始めたかの様です。
FLOW ARTS India のインド人講師の2人共、神に仕える家系に生まれ、グルクラシステムの中で師や他の生徒達と共に暮らしながら、聖典の教えを学び、実践し、その教えを必要とする国にそれぞれ移り住み、毎年11月にFLOW ARTS Yoga India が開催される際にリシケシにまた足を運びます。
インド/リシケシでは、太陽やガンジス河も神とされ、牛やゲストや木も神とされ、あらゆる場所に神々の像が祀られ、人々の多くは神の名前を持ちお互いに呼び合い、店の名前にも神々の名が多く使われ、祈りの声はあらゆる場所から聞こえ、聖典の教えにまつわるイベントがいつもあちこちで開催されています。
インドの伝統的な教えでは、両親を一番大切な神として見て、年配の方々は多くの経験を持つ為”知識の存在”として見ます。
足元に膝をついて挨拶をする姿は、足の爪にプンニャ(徳)があるとされ、頭を下げる事は自分自身のエゴを取り除く為だと言われます。
多くの方々が個人主義であったり、人との直接的なコミュニケーションを避けてSNSでのコミュニケーションベースに陥りがちな現代に生きる私達の社会では、この様に輪になってお互いの顔を見ながら心にある事をシェアする機会がとっても必要でしょう。
私達の思考は時代の価値観からの影響や、状況や環境の影響を受けるでしょう。
私達の思考は目から、耳から入ってくるとヨーガでも言われます。
私達の心や身体の健康は思考に、とっても影響を受け、思考は発言や行動を決めます。そして、発言や行動によって、他者は私達を認識します。
私達は、自分がどう在りたいのかという意思で自分自身の口や身体を動かす事に寄って、自分が一体誰なのかというのを失わずにいる事が出来ます。
インドでは神々や聖者がアイドルで、皆さん良いお話を聞く事にとっても積極的です。お2人のムケーシュ先生には、”パンデジーパンデジー”(尊敬を表す呼び名)と人々が集まります。
インドでは、多くの人々が伝統的な生活を行っていて、細部に哲学が染み込んでいます。
”シンプルに暮らし、高い意識を持つ”
現代においての物質的な豊かさに限界を感じている私達に必要な知識ですね。
生き方の選択肢が沢山あって、新しい価値観がしょっちゅう雑誌やテレビで特集を組まれ、外の世界に自分探しをする事に忙しくしてる内にいつのまにか、私達はシンプルに目の前にある事を楽しんで生きる事を忘れてしまったかの様です。
自分自身に責任を持って身体と心を日々整え、役割をきっちり行い、目の前にいる誰もを大切にして、そして誰にも何にも執着しない、全てを楽しむ、ヨーガってそんな練習です。
インドの教えは、学べば学ぶほど、昔の日本みたいです。
私位だとまだ、そういえば子供の頃こうだったとか、おじいちゃんがこうしてた、言ってた、という風に思い出せたりします。
FLOW ARTS にはインドの教えのまんま生きてる、ムケーシュ先生がいてくれて、中目黒のFLOW ARTS もインドの様です。自分自身を思い出しに中目黒のインドにも来てください;)