La Seine

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セーヌ川はいつも美しい。

セーヌ川の美しさを前にすると、色々な自分自身に起こってる事がとても小さく思えるし、その美しさは精神を浄化してくれる様だ。

 

 

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そして、パリの黄色い光は美しい。

パリの寒さが、空気をクリアに、そして光を美しく響かせる。

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私は、いつもパリのカフェは、朝はコーヒーやクロワッサンのために、昼間はランチ、夜はディナーやその後もバーとして一日中開いてるものだとずっと思ってた。

人から聞いた情報というのは、時間の経過で変化したり、実際に自分が目にしないと間違った情報な事がある。

夜に成田を出る便に乗って、夜中の3時にパリシャルルドゴールに到着。

しばらく空港で過ごしてから市内に出るつもりだったのに、急に私の頭の中で開いてるパリのカフェでアパートのオーナーが鍵を開けてくれるまで過ごす事にした。その頭の中で開いてるカフェで仕事をするのはいいアイデアだと思ったし、空港で荷物を受け取ってからすぐにタクシーに乗った。

 

シャルルドゴール空港からパリ市内まで30分。

ステイ先のアパート近辺のカフェがどこも空いてないので、開いてるカフェが見つかるまで一緒にしてくれようとしてくれた運転手さんに、”これも私の旅の部分だから”と伝えてタクシーを降りた。

http://youtu.be/vlPZLE2g0Kc

上手に貼付け出来なかったのだけど、上記のリンク先にはヴァネッサパラディが可愛く"La Siene "と繰り返して歌う姿があるので、是非見て下さい;)

 

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子供の頃からフランスの文化に憧れ、映画も文学も音楽もファッションもフランスに憧れていた私が初めてパリの街に訪れたのが16歳の夏。

オペラ座の近辺をホテルが見つからなくて重たいスーツケースを押しながら炎天下の下2時間以上歩いた。

初めて目にするフランスの全ての感動していた。何故かジャムのビンに凄く惹かれて沢山ジャムを買って、そのいくつものジャムの瓶のおかげでスーツケースが重かった。真夏だったので、古着も沢山買ったのだけど、そんなに服は重くなくて。

シャルロットゲンズブールになりたかった私はもちろん白いコンバースを履いてたのだけど、パリの石畳の上を沢山歩いたのに足が痛かったかどうかは覚えてない。

 

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36歳で真冬の明け方に重たい荷物と共にゲンズブールのシャンソンを歌いながら、日常から離れて思わずセーヌ川沿いを歩くのも悪くなかった。そんな状況でもセーヌ川の美しさは、これで良かったんだと思わせてくれた。

パリの人達は親切ではないとは有名なんだけど、私はフランス語を話せない人達に対して彼らはシャイだと解釈している。

 

そうじ中に見えるカフェに何時に開くのかと聞いて冷たくあしらわれるというのを何度か経験した後に、カフェの入り口のドアを開けてもらった時にはとても感動した。ホットチョコレートもカフェクレームも頼んだ。

7時になったら、届き立てで、出来立てのパンオショコラも頼んだ。

 

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今回初めてステイするリパブリックの近くのアパートはとても美しく、インテリアも色の使い方もとても好みだった。

いくつか気になる所にメールした後にベッドに入った。

昼間に電話がかかってきて目を覚まし、頭がかなり痛い事に気付いて、とにかく一日寝てみた。

フライトの後でのクリーンなシーツの暖かいベッドで過ごす時間は至福の時。。。

 


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