記憶の正体

かをるちゃんは、中森 明菜のモノマネをピタッと辞めて、最近ドキュメンタリー映画を二回観たQueen モード一色に染まり、髭を生やしたいといいながら1m位の木の棒を振り回してフレディ マーキュリーのステージパフォーマンスの真似を披露してくれる。

 

たった一度ご飯を作りながらYou tubeで中森明菜を観ていただけで、毎日何度も頭の中で中森明菜が流れる。

そして、中森明菜の曲に乗って忘れていた子供の頃の記憶がリアルに思い出されて、小中学生時代の友達とどんな事で一緒に笑っていたかとか、何に一緒に感動していたかとか、良い思い出ばかり浮かんで来て彼女達の顔や名前がはっきり思い出され、今頃何をしているのかと気になり、どうして人が同窓会をするのかの意味が今頃わかる。

 

大人になって世の中の仕組みが少しずつ分かってくると、若い頃や子供の頃に気に病んでた事はとるに足らない小さな事だったと理解できるし、その年頃特有の事だったり、自分自身の状態がそうだったと当時の自分の気持ちが理解できる。

そして子供の頃は、親に守られて完全に安全だったり、常に優先してもらって、何でも与えられていた事を当たり前に思っていたけど、自分がその当時の親の年齢を超えて来ると、彼らがいかに努力して親の役目を務めて来てくれていたかが理解できる。

私の記憶は、事実では無くて自分がその時にどう感じとったかで出来ている。今振り返ってみると、当時の自分を理解する事で癒され、良い思い出だけが残り、記憶は書き換えられ、内側から深い癒しを感じる。

先程気づいたのだけど、国内線の搭乗口近くのお土産屋さんや飲食店は朝は6:00から開くらしい。お父さんは甘いものが大好きだったのに、最近は糖分を控えているから何を買うか毎回迷う。。

 

 

 

 


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