美は与えられるものではなく、自分の力で見いだすものである。
何より他人の気付かぬ美を見いだすのは至上の喜びであり、
自分だけが理解出来る相手の美しさを意識する事はすなわち恋である。
恋は自らに意味と意義を与える。
数年前にどこかで読んで、心に響いてひかえていた文章。
残念ながら、誰が書いたのかをひかえていないのだけど。
”美”の定義は人それぞれだけど、自ら見いだした”美”には自分自身の意味や意義を感じる。
そしてその”美”によって、生きる活力を得る事が出来る。
私は、絶対的に美しい自然の景色や現象には感服するし、自分自身が美しくあろうという意識や、美しいものを創造して行くというあらゆるジャンルの人達を尊敬する。
美しさを求めて私が出会ったのが、ヨガであり、自分自身の内側にある美しいものに触れるためのあらゆる知識やそれを理解するための練習、そこで触れ合う仲間達との繋がりは本当にかけがえのない大切なものです。
私が学ぶヨガの元々の教えや全ての哲学の根本が”ヴェーダ”であり、その”ヴェーダ”の教えのベースとなる”マントラ”や音、それらを学ぶために3月にインドのリシケシに行きます。そこで、出来ればハルモニウムという楽器も手に入れられたらと思います。
”ハルモニウム”=”ハーモニー”
楽器へのセンスが0の私だけど、一生をかけて学ぶのに相応しい素晴らしい、美しい音だと思うし、その美しい音を通して、世界に調和をもたらせる事が出来る事を目指したいと思います。
美しい音というものは、多くの人達の心を癒して、その音を共有する人達を結びつけます。
ヨガや、祈りであるマントラやハルモニウムの音を通して、私達全体は一つであり、私達皆が神様の一部なんだという事を学び続けて行きたい。
写真はちなみに、今は亡きアレクサンダーマックイーンの写真集の中の一枚。
偉大なデザイナーの一人である彼の生み出して来た美には、心を打たれる事があります。
どこの世界もそうである様に、ファッションの世界にも純粋でない事や複雑な事も沢山ありますが、こういう美しい瞬間があるからそれが活力になる。
”外見的な美”にも、そこに純粋な想いがあると、そこに共感します。