滞在先のホテル、ニルヴァーナパレスにはとても美しいヨガホールがあるのですが、ちょっとプレハブみたいだけど全面ガラス窓の屋上で私達はコースを行っています。一番の理由は、朝まだ陽が登る前の真っ暗な部屋でヨガを始めて、アサナを行っている最中に神性な山々の奥で、じょじょに空の色が変わって行く朝の空や、夕焼けが綺麗で、その空を沢山感じたいからです。
今朝はエマちゃんのグラウンディングをテーマにしたクラスが凄く気持ち良かった。長旅でかたーくなっていた身体が呼吸と繋がって、喜んでいました。写真は、ニルヴァーナの前にいる、ひとなつっこい可愛い子達;)
牛は、インドでは神様です。近所でいつもあうこの子とはよく目が合います。
道行く人々や、そこで座る人々。牛達。
パルマシニケタンでは、そこで学ぶ学生達がチャンティングを唱えていました。黄色は精神的な光の色、学びの色です。ここはアルティ(火のセレモニー)が有名で、毎日夜には沢山の人々が集まります。
ホテルからガンジス川まですぐに歩けます。
毎日の朝の休憩時間、ガンジス川にお祈りをします。美しいガンジス川の水は少し冷たくて、足を付けて一体感を感じる時にとても安心感と幸福感に包まれます。そして、多くの人々が沐浴をしています。
大好きなジュース屋さんは、いつも込んでいて、よく注文をして川辺でジュースを飲みます。
今日はDETOX ジュースをエマちゃんとシェアして、それぞれフルーツサラダを;)マンゴー+バナナ+パイナップル+スイカ+ザクロ+ココナッツ+ミント。インドではよくあるのですが、料理を作り置きする事はしないので、お店では注文したら一から作ってくれて、どこでもそれなりに時間がかかります。一つ一つ、丁寧に作ってもらえます。
ムケーシュタプリャル先生の講義、今日はVEDAについて。キラッキラのまっすぐな瞳で、私達の魂は永遠の命を持ち、840万種類あると言われている地球上の全ての生物は同じ魂を持つのだという事、木々にも蟻にも魚にも私達と同じ魂がある。私達が人生で抱える困難や災難、苦悩も全ては私達がVEDAを学び、向き合うための準備をしていたら乗り越えて行く事が出来るのだという事。
先生は、毎回違う内容で私達が幸福に生きるためにはサンスクリット語を学び、聖典を学ぶ事の大切さを教えて下さいます。そして、聖典の教えを受け取るためには、私達が良い人達のコミュニティに属する事の大切さ、自分以外の他者、(人間も他の生物)を大切にする事の大切さを教えて下さいます。
私達は太陽の光によって、暗闇に光が照らされる様に、精神の世界の知識を学ぶ事によって、精神の光で無知から来る苦悩の闇は照らされます。
有名なVEDAの教えに”TAT VAMASI " -それは貴方です-という教えがあります。
私達が他人を他人として認識する事が悟りを開くための最大の生涯だといわれています。
私達が自分自身について学び、自分自身を知る事で、自分自身を他者の中に見る。そうする事によって世界は平和になって行くでしょう。
そして、私達のもう一人の先生はムケーシュダブラル先生です。
両方の先生方とも私達が2010年にコースを始めた時からのおつきあいなのですが、私がムケーシュダブラル先生に最初の年に一番感動したのが彼のクリヤヨガの講義でした。クリヤヨガ、私達が魂を成長するために行う全ての行為を意味し、シャットクリヤは特に6つの浄化方法についてを意味します。
彼が私達がシャットクリヤで浄化する事によって、内臓器官が綺麗になると、私達の肌はクリスタルの様に輝いて来るとおっしゃってた事が凄く印象的でした。
そして、私達は精神性を高めたい時に、身体の感覚器官の中にあるどの不純物をも取り除き、脳みそに送られる信号を良い状態にしておく事で身体は強くなり、精神性の力強さを受け止める準備が出来るのだそうです。
お2人の先生方は毎年通訳をさせてもらっていますが、常に学んでいらっしゃって、もっともっと勉強したいとインスピレーションをもらいます。
クラスの最後にサットサンガで輪になり皆で今それぞれの頭や心にある事をシェアしました。皆の前で自分の考えを話す事も大切な練習です。本当に、まだ初日とは思えない充実ぶりで、皆さんそれぞれのこの旅の目的や求めていた答えがすでに見つかっていたり、その希望が見えている様です。
すっかり一体感が出て来ている今回のメンバーとの残りの日々もとても楽しみです。